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NSCA~指導者紹介記事~

先日、「健康づくり」という月刊誌を紹介しました。
今回は、主に運動指導者向けの月刊誌「日本ストレングス&コンディショニング協会機関誌」の紹介です。
私も会員でありパーソナルトレーナーの資格を取得している「NSCAジャパン」が発行しているもので、
一般者の健康増進やアスリートのパフォーマンス向上などのために、国内外の研究論文等の最新の情報を
発信しています。ちなみに「NSCAジャパン」とはアメリカに本部を置く「NSCA」の日本支部です。
中身は専門的な内容となっているので、一般の方は少しとっつきにくいですが、できれば毎月紹介したいと
思います。
今月号はやはり専門的な内容のものばかりだったので、指導者紹介ページから簡単に。
ハンマー投げで有名な室伏選手の娘さんの室伏由佳さん。
自身も女子ハンマー投げでアテネオリンピックに出場されてますが、道のりは大変だったと・・・
小学生のときに父がオリンピックで戦う姿をみて、自身もオリンピックにでる夢を描いたのが始まり。
中学で陸上競技、高校で円盤投げに転向し国内大会で記録を残す。
大学では当時オリンピック競技となったハンマー投げに挑戦。
しかし、ハンマー投げの選手はみな体重も身長も大きく、体力、体格で劣っていた。
そこで、自分の強みである回転感覚のスキルを高めることを決意。
苦労苦心が続いたが5年半の努力が実り、2004年に念願ののアテネオリンピック出場を果たす。
その後、腰痛に苦しみながらも自身の記録を更新し、2012年に引退。
現在は、国際陸連のコーチ資格を取得し、スポーツ界を支える。
絶え間ない努力の末に夢をつかんだ訳ですが、こんなことも書いてありました。
「テクニックやスキルも大切だが、それを支えられるだけの土台や法則がしっかりしてなくては、
何度同じ練習をしてもエラーの練習でしかないと感じた。自分は腰痛で苦労したが、もっと早くこのことに
気付いていたら」と。そして、
「街を歩いていると、かかとを引きずって歩いている方、姿勢の悪い方、女性ですと内股歩きの方を
見かけることが多々ありますが、未就学~小学生ごろまでに正確な身体の使い方について、
アスリートとして活動する前に知っておく必要があるように思う」と。
この点は「姿勢」に着目して運動指導を行う自分の考えとリンクするところがあり共感しました。
簡単に・・・と言いながら長くなってしまいましたね^_^;